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2012/12/19
本殿(神殿)の形式
●千木(ちぎ)と堅魚木(かつおぎ)
千木と堅魚木は神社の本殿を象徴する装飾で、千木は屋根の上で交差している2本の木で、堅魚木は屋根の上に水平に並べて置かれる木材です。
妻側に懸魚と呼ばれる装飾を持つものもあります。
小さな神社などでは千木や堅魚木が省略されている場合も多いですが、逆にこれらが揃っていれば確実に神社であることを示しています。
下関市上新地町の桜山神社本殿 →
●本殿(神殿)の主な形式
流れ造り 屋根がゆるやかな曲線を描き、全面の屋根が長く伸びて向拝をかねている。
摂・末社にもこの形体が多い。

全国的に最も多い?

山口市大字吉田
平清水八幡宮
八幡造り 拝殿と軒を接し雨樋は共用されている。

宇佐八幡宮に代表される。

大分県宇佐市
宇佐神宮上宮
大社造り 屋根にはやや反りがあり、入口が偏っている。
鬼瓦や懸魚がある。

出雲大社に代表される。
住吉造り 屋根に反りはなく、内部は2室になっている。

住吉大社に代表される。
神明造り 日本古来の高床の流れをくむ簡素な造り。

伊勢神宮正殿に代表される。

山口市滝町
山口大神宮外宮
春日造り 屋根には反りを持ち妻入りで、井桁に組んだ土台の上に建ち向拝を持つ。

春日大社に代表される。
大鳥造り 屋根に反りは無く土台の上に建ち妻入り。

浅間造り 流れ造りの神殿を2階に乗せた形で神仏習合の形跡を色濃く残す。

富士浅間神社に代表される。
権現造り 神殿と拝殿の間に石の間がある。

日光東照宮に代表される。