2006-06-30 Fri
きょうで6月も終わりですが、この6月に、昨年公開されて話題になった昭和の時代を描いた2本の映画が相次いでDVDで発売されました。ひとつはVFX技術を駆使して昭和30年代初めの東京下町を描いた「ALWAYS 三丁目の夕日」です。

別にそこで暮らしていたわけではないのですが、画面からは何ともいえない懐かしさが漂ってきます。
もうひとつは昭和30年代後半~40年代前半と現代の下関を交差させさらに韓国ともからめて、小さな映画館を中心に人間関係を描かれた作品の「カーテンコール」です。

作中に登場する「みなと劇場」という映画館は、当時同名の映画館がありましたが、此処で描かれている幕間芸人は実際にはいなかったと思います。
二つの作品は似たようなモチーフが漂うのですが、カーテンコールの方は残念ながら小劇場系での公開だったせいか全国的な知名度や観客動員数では三丁目の夕日に大きく水をあけられた感があります。
しかし描かれた内容、受ける感動や問題の提起など、作品のできとしてはカーテンコールの方がずっと上のような気もするのですが、こう思うのは私だけでしょうか?
もちろん両方とも良質な作品であることは確かです。
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